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小学生のための自然と環境教室 ー 昆虫(こんちゅう)を知ろう(4) ー
問題17の答えは、「はい」でした。
ミツバチやスズメバチ、アシナガバチなどは、たくさんのハチが群(む)れて巣(す)を作っています。
普通(ふつう)、ミツバチは、1ぴきの女王(じょおう)バチがいて卵(たまご)をどんどん産(う)み、はたらきバチが花(はな)からハチミツや花粉(かふん)を採(と)ってきて、これらを幼虫(ようちゅう)に与(あた)えて育(そだ)てます。
女王バチはもちろんメスですが、はたらきバチもメスなんです。女王バチになるときには、メスの幼虫が女王バチ用の部屋(へや)、これを王台(おうだい)といいますが、この部屋に入れられて、ローヤルゼリーを与えられて育(そだ)てられます。
ミツバチの群の女王バチが死んでしまったり、新しい群を作るときに、はたらきバチが、これから女王バチにするメスの幼虫にローヤルゼリーを与(あた)えて新(あたら)しい女王バチを育てます。
同じメスの幼虫でも、ローヤルゼリーを与えられず、女王バチの出すフェロモン(女王バチが体(からだ)の外(そと)に出すもの)が与(あた)えられます。これを食べると、メスの幼虫は、卵を産めなくなり、はたらきバチとしての性質(せいしつ)をもったハチになります。